（１）ハリのあるお肌に

柿はビタミンCが豊富で、みかんの2倍以上。
100 gあたりで比べると、みかんの「32mg」に対して、
柿にはなんと「70mg」も含まれているのです。

ビタミンCといえば、美容の味方！
お肌のハリや弾力を保つコラーゲンの生成を促し、
シミのもととなるメラニン色素の合成も抑えます。
美しい肌を作るためには欠かせませんね。

ちなみに、干し柿になるとビタミンC量は激減。
100gあたり「2mg」と少なくなってしまいます。
美肌効果を期待して柿を食べるなら、生がおすすめです。

（２）お肌の老化防止

柿がオレンジ色をしているのは、
天然の色素の一種であるβ-カロテンが含まれているため。
β-カロテンには活性酸素を抑える働きがあり、
お肌の老化防止に活躍してくれます。

β-カロテンは、若々しさに欠かせない栄養素。
緑黄色野菜に多く含まれていますが、
この時期は柿からもたっぷり摂りたいものですね。

（３）むくみ防止

柿はカリウムも豊富です。
カリウムは体内に溜まった余計な水分や塩分の排出を促すので、
むくみ防止効果が期待できます。

寒暖差が大きい上に、あまり汗をかかなくなる秋は、
どうしてもむくみやすくなる季節。
体をしっかりと温め、適切な水分量を心がけると同時に、
柿を食べてカリウムを補給したいものですね。

ちなみに柿といえば、切ってそのまま食べる方が多いのでは？
柿で白和えをつくると、鮮やかな色が映える一品に、
生ハムやモッツアレラチーズと合わせると、
ワインとも相性の良い一品になります。

そして「熟しすぎた……」という場合は、冷凍も可能。
シャーベットのような感覚で楽しむことができます。