冷える冬は“黒い食材”がオススメです!
寒くなると血液の巡りが悪くなって、
肩こりや冷え、むくみなどの不調が出やすくなりますね。
東洋医学では、冬は「腎(じん)」がダメージを受けて、
弱りやすい季節だと言われています。
腎といっても、内臓の腎臓だけを指すわけではありません。
成長や発育、生殖などを担っており、
いわば“生命力の源”とも考えられているのです。
つまり冬は、腎を労わる栄養を摂ってあげることが大切。
そこで活躍するのが、次のような黒い食材です。
<黒い食材>
黒ごま、黒豆、黒米、黒きくらげ、海苔、
わかめ、ひじき、もずく、昆布、黒酢など
これらの黒い食材を毎日の食事に、
少しずつ足していくという感覚で取り入れてみましょう。
今回は、手軽に始めたい方向けの
使いやすさ別・黒い食材の選び方を3つ紹介します。
(1)“かけるだけ”で取り入れたい
黒ごまや黒酢が便利です。
たとえば黒ごまは、
ほうれん草のおひたしにかけるだけで、風味がアップ。
そして黒酢も、サラダのドレッシングに少し加えたり、
中華スープにひと回ししたりするだけでコクが出て、
無理なく取り入れられます。
(2)“飲むだけ”で手軽に続けたい
黒豆茶や黒酢ドリンクがおすすめです。
黒豆茶はほんのり甘く、腎を助けるとされる定番のお茶。
ちなみに東洋医学では、腎が最も活発に働くのは
17時~19時だと言われています。
晩ごはん後のリラックスタイムに一杯飲むのも良いですね。
スーパーやドラッグストアに行けば、
さまざまな黒酢ドリンクが並んでいます。
酸っぱさのもとになる酢酸やクエン酸は、
疲労回復にも役立つ心強い成分!
冷蔵庫に1本常備しておき、
「疲れがたまってきたな」という日の
リフレッシュドリンクにするのも良さそうです。
(3)“混ぜるだけ”で食べたい
黒米や黒きくらげが心強い味方になります。
黒米は、いつものお米に混ぜて炊くだけでOK。
アントシアニンが豊富で抗酸化作用が高く、
シミやシワ予防など美容面でもうれしい効果が期待できます。
黒きくらげも、刻んで酢の物や春雨サラダに混ぜたり、
炒め物に加えたりするだけで簡単に取り入れられます。
黒い食材を上手に活用しながら、
冬の不調に負けない身体を整えていきたいですね。
巡りの悪さや冷えが気になる方は、
当院のボディバランス整体もぜひお役立てください。
筋肉の緊張をほぐし、骨盤をはじめとした骨格を整えて、
巡りやすい身体へと整えます。
皆さまのご来院を心よりお待ちしております。