（１）お肌をサビつきから守る！

鮭は、実は白身魚。
それなのに身が赤いのは「アスタキサンチン」と呼ばれる
天然色素が多く含まれているから。

この色素こそ、鮭がもつ美容成分。
とても高い抗酸化作用を持っているのです。

私たちが呼吸によって体内に取り込んだ酸素は、
一部が活性酸素へと変化します。

活性酸素は体内をサビつかせてしまうので、
シミやしわ、たるみなどの原因に……。

秋鮭に含まれるアスタキサンチンは、
ビタミンEの1000倍もの抗酸化力があるのだとか！

ちなみに、鮭の子であるイクラが赤いのも、
アスタキサンチンのおかげ。
細胞をダメージから守っているのですね。

さらにアスタキサンチンには、
脂肪を分解して燃焼を促す作用もあります。
ダイエットの味方としても活用できますね。

（２）潤いと弾力のあるお肌へ！

鮭の皮には、コラーゲンが含まれています。
最近お肌の元気がない、ハリがない気がする……。
それなら、皮ごと食べるのがおすすめです。

なおコラーゲンは、ビタミンCと一緒に摂ると
吸収率がアップするという特徴があります。

焼鮭や鮭のムニエルにしてレモンを絞ったり、
たっぷりの野菜と一緒に食べたりして、
ビタミンＣも一緒に摂るようにしてくださいね。

（３）EPA

鮭というと「脂が多そう……」という
印象をお持ちの方も多いかもしれませんが、
秋鮭は産卵を控えているので、脂控えめ。
カロリーが気になる方も安心して食べられます。

そもそも秋鮭の脂には、美容にいい成分がたっぷり。
むしろどんどん摂りたい良質な脂なんです。

その脂の正体が、EPA。
イワシやサバ、アジなどをはじめ、
青魚に含まれる栄養としてよく知られていますね。

EPAには、血液の巡りをサポートする働きがあるため、
お肌に栄養が届きやすくなり、
ターンオーバーを整える効果が期待できます。

旬を迎えて美味しく、美容効果も期待できる秋鮭。
たっぷり食べて、健康美人で過ごしましょう。