一年を通して見かけるれんこんですが、実は今が旬。
甘みと粘りが増して、ほくほくとした食感が楽しめます。

そんなれんこんは、実は美肌づくりにも活躍する食材。
主な魅力を3つ紹介します。

（１）ビタミンCで透明感アップ

美肌の味方といえば、やっぱりビタミンC。
特に、夏の紫外線によるダメージが残っているなら、
毎日の食生活の中で積極的に摂りたい栄養素ですよね。

れんこんのビタミンCはでんぷん質に守られているので、
加熱調理による損失が少ないのもうれしいポイント。

今の時期のれんこんは、ほくほくして甘いので、
たとえば天ぷらにしたり煮物にしたり、
じっくり火を通すと美味しさもアップします。

ただし、水に溶ける性質をもつビタミンなので、
茹でたり煮たりすると、栄養素が流れ出てしまいます。
スープや味噌汁に入れると、
溶け出た栄養素も摂取できるのでおすすめです。

なお、ビタミンCは透明感アップだけではなく、
コラーゲン生成にも活躍してくれる栄養素です。
肉や魚などのたんぱく質と一緒に摂取すると、
効率よく肌のハリづくりに役立てることができます。

（２）ポリフェノールの抗酸化作用でエイジングケア

れんこんの切り口は、時間が経つと黒く変色しますよね。
原因となっているのが、れんこんに含まれるタンニンです。

タンニンはポリフェノールの一種で、
活性酸素を取り除き、身体がサビつくのを抑えてくれます。

その結果、シミやシワ、たるみといったお肌の老化を、
遅らせる効果が期待できるのです。

（３）食物繊維で腸からキレイに

美肌のためには、腸内がすっきりしていることも大切。
「食物繊維たっぷりのバナナを毎朝食べている！」
という方もおられるのではないでしょうか。

実はれんこんには、100g中に含まれる量で比較すると、
バナナの約2倍の食物繊維が含まれています。

しかも、水溶性と不溶性の両方を含んでおり、
特に多いのが不溶性食物繊維。
水分を吸って膨らむことで腸を適度に刺激し、
スムーズな排便リズムをサポートしてくれます。

旬のれんこんを上手に取り入れながら、
健やかな肌づくりを進めていきたいですね。

食材から摂った栄養素がうまく活かされるためには、
体内の巡りの良さは欠かせないポイントです。

「最近冷えるので、巡りがイマイチ……」という方は、
当院のボディバランス整体もご利用くださいね。
皆さまのご来院を心よりお待ちしております。